SHOCHU.X 希継奈-KIZUNA-

以下
贅沢な麦だけがもたらす、ワンランク上の豊潤な味わい
焼酎は蒸留酒でありますが、醸造の過程にアイデンティティがあると考えています。
『希継奈』は麦焼酎ですが、それは芋焼酎や米焼酎も同じ。
「全麹3段仕込み」という製法で、麦の味わい・香りといった良い所のみを閉じ込めて、5年間熟成させた後にボトリングしました。
麦焼酎の真骨頂
麦麹を贅沢に使用。
麦の味わいを最大限引き出せる「全麹3段仕込み」で醸し、蒸留後タンクで5年間熟成しました。
まるで焼き立てのトーストのような。
パンやビターチョコレートのような香り。
濃厚な麦の甘みと、きめ細やかでまろやかなコク。軽やかなフルーツの味わいです。
製造
1. 濃厚な麦の甘みとコクのもとになる原料
『希継奈』で使用されている麦は、長年の研究開発と肥沃な筑紫平野が育んだ、二条大麦『ほうしゅん』『はるか二条』この2つです。
『ほうしゅん』は、ほのかにフルーツを連想させるような甘さを、『はるか二条』は、繊細でコクのある、麦本来の風味をもたらします。
2. 麦のポテンシャルを最大限引き出す、全麹3段仕込み
『全麹3段仕込み』の特徴は2つあります。
・麦麹を通常の3倍使用するので、非常に贅沢
・麹のみの力で、麦本来の味わいを最大限引き出す
本格焼酎では、麹菌を成育させた原料(米麹や麦麹など)で1次もろみを造り、そこに蒸した主原料を掛けて2次もろみとし発酵を行う2段仕込みが、現在主流の仕込み方になっています。
これに対して『全麹3段仕込み』では、1次仕込みだけでなく、2次仕込み、3次仕込みも麹でします。
焼酎は麹の質と量が大事なので、この『全麹3段仕込み』はとても贅沢に焼酎を造る製法と言えます。
手間とコストは掛かりますが、麦本来の味わいを『希継奈』にもたらします。
3. 麦の深みと、まろやかなコクをもたらす熟成
貯蔵容器の香りが移るなどの外部の影響を受けない、ホーロータンクで5年熟成させています。
そのため、麦本来の味わいが表現可能になります。
また、5年の熟成を経て、フルーツのような麦の甘さが、深く濃厚な甘みに変化していき、麦本来の甘みに加えて、きめ細かやかでまろやかなコクをもたらします。
ゑびす酒造の135年の技術と共に、手間とコストを惜しまず、原料からこだわり抜いた、5年熟成だけが創り出せる1本。
それが『希継奈』です。
【製造者】ゑびす酒造
【アルコール分】40 度
【種類】麦焼酎
【原料名】ほうしゅん、はるか二条(二条大麦)
【麹】麦麹(白麹2:黒麹1)
【酵母】鹿児島5号酵母
【蒸留方法】常圧蒸留
【熟成方法】ホーロータンク
ゑびす酒造
明治18年創業。
蔵のある福岡県朝倉市は、九州最大の河川、筑後川の中流域に位置し、川の流れに沿って広がる肥沃な筑紫平野は九州の大穀倉地帯として米や麦、大豆などの実りをもたらす緑豊かな地です。
およそ135年の間、本格焼酎を醸してきた歴史ある酒蔵。
「熟成とは時。時とは自然。」を掲げ、
・伝統の製法を守りながら高品質の焼酎造りを追求し続ける
・焼酎本来の風味を大切にし添加物を一切使用しない
・最低3年以上の貯蔵期間をおき充分熟成した製品を出荷する
この3つの基本方針を守り、長期熟成焼酎に特化しています。
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