PICCIOL Doppio Kummel 1960s
こちらは1960年代流通想定のスクリューキャップキュンメル
Ambrogio Piccioliという人物により起業されたブランド
彼は蒸留所だけでなく、市長として政治も執り行うなど、多彩な人物であったよう。
そんな彼が生涯を終えた地、イタリアの踵の部分、トゥーリエでこのキュンメルは作られていたようです。
蒸留所の創業は1893年、現在でも別オーナーに売却され、リキュールメーカーとして存続している蒸留所です。
アニスやサンブーカ、アマーロにフェルネ、ミルト酒など、イタリアらしい薬草酒を作ってはいますが、キュンメルは今は亡きラインのもよう。
度数が45%と当時のキュンメルとしては数%高いのもあってか、キャラウェイの鼻抜けの香りは良い方。
余韻は優しい甘味に振っていますが、シンプルに高品質なキュンメル。
1,400 2,800